爪とぎ一体型ベッドの選び方|ダンボール派が増えている理由
キーテイルスタッフShare
「爪とぎベッド」検索急増中
ここ最近、楽天市場で「爪とぎベッド」と検索する方が急に増えています。直近4週間のアクセス数は、その前の4週間と比べて9倍以上。「猫 ベッド」で検索する方も1.6倍に伸びています。
背景にあるのは、猫ちゃんを迎えて半年〜1年たった頃に訪れる「模様替えしたいタイミング」だと感じています。子猫の頃は小さめのベッドと爪とぎで足りていたのに、体が大きくなり、行動範囲も広がってくる。そうなると、爪とぎ専用のグッズとベッドを別々に置くスペースが、意外と負担になってきます。
実際に検索データを見ると、「猫 爪とぎ」と一緒に検索されている言葉には「ダンボール」「ダンボール ハウス」といった単語が並んでいます。爪とぎ単体ではなく、居場所として使えるものを探している方が増えている証拠だと見ています。
一体、爪とぎ機能とベッド機能を両立させた商品はあるのか。あるとしたら、何を基準に選べばいいのか。このページでは、その疑問に専門店の立場からお答えしていきます。
爪とぎ×ベッドを一つに
爪とぎとベッド、どちらも猫ちゃんに欠かせないアイテムです。ただ、この2つを別々に用意すると、置き場所の問題が必ず出てきます。ワンルームや猫ちゃんスペースが限られたお部屋では、爪とぎタワーとベッドを両方置くだけで、かなりのスペースを取られてしまいます。
そこで選択肢になるのが、爪とぎ面とくつろぎスペースを一体にした構造の商品です。台座の上に、猫ちゃんが体を預けられる緩やかなカーブを設け、そのカーブ自体が爪とぎ面になっているタイプなら、1つの家具で両方の役目を果たせます。
実際にお使いの方からは、「幅広で身体を横にしても余裕がある」「爪とぎベッドとして気に入ってくれた」といった声をいただいています。中には「爪とぎする時に勢いよく飛び込んでガリガリしたあと、気づいたらそのままベッドとして使っている」という使い方もあり、爪とぎと休憩がひと続きの行動になっている様子がうかがえます。
2台並べて使い、ダブルベッド状態にして楽しんでいる方もいます。1つでは足りないと感じたときに買い足せる自由度も、一体型の隠れた利点です。
置き場所に悩んでいる方は、まず「一体型」という選択肢があることを知っていただくところから始めてみてください。
なぜダンボール派が増える?
爪とぎ一体型ベッドを探すと、素材として「ポール」「やすり付き」「ダンボール」がよく比較されます。検索データを見ても、「猫 爪とぎ」と一緒に「ダンボール」が多く検索されており、ダンボール素材への関心の高さがうかがえます。
うちで考えるダンボール素材の利点は、削りカスの粒が細かく、掃除機で吸い取りやすい点です。麻ポールのように繊維が長く飛び散るタイプに比べると、床への広がり方が穏やかで、日々の掃除がしやすくなります。
もうひとつは、ダンボールならではの「引っかかる感触」です。爪とぎは猫ちゃんにとって、爪のお手入れだけでなく、ストレス発散やマーキングの意味も持つ行動。ガリガリと力を込めたときに、しっかり引っかかって崩れていく感触が、猫ちゃんの本能的な満足感につながっていると感じています。
実際、以前はダンボール製の爪とぎを好まなかった猫ちゃんが、ベッドとして気に入ったことをきっかけに、その前でしっかり爪とぎをするようになった、という声もいただきました。爪とぎとして使うかどうかは猫ちゃん次第ですが、くつろぎ場所として受け入れてもらいやすいのもダンボールの特徴だと考えています。
もちろん、削れることは消耗品である証。定期的な買い替えが前提の素材だという点は、選ぶ前に知っておいていただきたいところです。
選ぶときの3つの基準
爪とぎ一体型ベッドを選ぶとき、うちでは次の3点を基準にお伝えしています。
1つ目は爪とぎ面の広さです。爪とぎは前脚を大きく伸ばして行う動作なので、面が狭いとベッド部分にまで爪が届いてしまいます。台座付きで面積にゆとりがあるタイプなら、爪とぎとくつろぎのスペースを両立しやすくなります。
2つ目は耐久性です。「いろんな爪とぎを買ったが一番丈夫」「劣化してきたので買い替え」といった声からも分かるように、ダンボール製品は使い込むほど削れていく消耗品です。とはいえ、しっかりした作りのものは、買い替えのサイクルが長く持ちます。長く使えるかどうかは、購入前に確認しておきたいポイントです。
3つ目はサイズです。検索データでは「大型猫 爪とぎ」というキーワードも伸びており、体の大きな猫ちゃんを飼う方の関心が高まっています。実際に「大型猫だが爪とぎをしてくつろいでいる」という声もあり、体格に合わせたサイズ選びが満足度を左右します。台座があるタイプは重心が安定しやすく、勢いよく飛び乗っても傾きにくいというメリットもあります。
この3つを押さえたうえで、最後はデザインや色柄で、お部屋の雰囲気に合うものを選んでいただければと思います。
よくある質問
Q. うちの猫は爪とぎをあまりしません。それでも使えますか?
A. 爪とぎをしなくても、ベッドとして気に入ってもらえるケースは多くあります。以前ダンボール製の爪とぎを好まなかった猫ちゃんが、デザインに惹かれて購入したところ、翌日には自分から爪とぎを始め、そのままくつろぐようになった例もあります。まずは居場所として受け入れてもらうところから始まることも多いです。
Q. どのくらい長持ちしますか?
A. 使用頻度や猫ちゃんの体格によって差はありますが、「一番丈夫」「長持ちすると思う」といった声をいただいています。ダンボールは消耗品のため、削れてきたら買い替えのタイミングです。
Q. 大型猫でも使えますか?
A. 台座付きで安定感のあるタイプなら、大型猫の体重を支えながらくつろいでもらえます。実際に大型猫の飼い主さんから「爪とぎをしてくつろいでいる」というお声もいただいています。体格に不安がある場合は、サイズ表記を確認したうえで選んでください。
Q. 多頭飼いだと1台で足りますか?
A. 猫ちゃん同士で取り合いになったという声もあり、複数匹で暮らしている場合は2台用意して並べて使う方もいます。仲良く並んで使う姿も報告されているので、頭数に応じて検討してみてください。